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ー 45年前、カナダから届いた1通の手紙 ー
今から45年前、ある一人の女性のもとに、カナダの友人から手紙が届きました。
手紙には「タイの難民キャンプでは遠く離れたヨーロッパから来たボランティアが援助活動をしているのに、日本人のボランティアはいない。日本人はどうしてこうも冷たいのか」と書かれていました。

当時は1970年代。インドシナ3国(ベトナム、ラオス、カンボジア)は相次いで社会主義体制に移行しました。新体制の下で迫害や内戦を恐れた人々は、行くあてもないまま命からがら自国を脱出しました。インドシナ難民と呼ばれた彼らの数は推定144万人。危険な地雷原を越え、小船に乗り、タイやマレーシアをはじめとする近隣の国々、そして日本に流れつきました。
難民への支援が世界で大きな課題になる中、「日本はカネは出すがヒトは出さない」と国際社会からの批判にさらされていました。

その手紙を受け取った女性は相馬雪香(そうま ゆきか)。当時67歳でした。
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難民に手を差しのべた女性がいた

「日本人の心は冷たい」と書いてある手紙を読んだ相馬は、冗談ではない。みんなあたたかい気持ちは持っているただ、表に出せていないだけだ」と感情がたかぶりました。

その後、相馬がまず向かったのは外務省。
難民への支援を直談判しましたが「難民支援は官の仕事、民は余計なことはしなくてよい」といった内容の冷たい返事でした。これに憤慨した相馬は、「それならよござんす。自分たちで勝手にやります」と言い、椅子を蹴って席を立ちました。

そして「国がやらないなら私がやる」と、日本初の民間による難民支援団体「インドシナ難民を助ける会(現:AAR Japan[難民を助ける会])」を1979年に創設しました。
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「一人1円出せば、1億1000万円が集まる」

会を創設してからひと月もたたないうちに、相馬はタイ・カンボジア国境地帯や、マレーシアの難民キャンプに向かいました。

そこで目にしたのは、親を失った子ども、衰弱しきって「お腹が減った」という声すら出せない子どもたちでした。飢えのつらさ、戦禍の恐怖に何カ月も絶え、あげくの果てに肉親と離れ離れになり、やっとのことでたどり着いた難民キャンプでは弱り切り…

目の前の光景に衝撃を受けた相馬は「このままにはしておけない。彼らを助けたい」と固く決心しました。しかし、支援には資金が必要です。

会を創設した時に「支援するための費用はどうするのか?」と聞かれた相馬は、
「日本人が一人1円ずつ出せば1億1,000万円になる」と答えました。

相馬は仲間やボランティアとともに、街頭募金やテレビやラジオ、新聞を通じて全国に1人1円の募金を呼び掛けました。

すると...

「おやつ代をためました」という小学生から、1円玉を袋いっぱいに集めたお婆さんまで、郵便局がさばき切れないほどの現金書留が送られてきました。
「この500円が命を支える役に立ちますように」など想いをつづった2万通を超えるメッセージと一緒に。
そして4カ月後、本当に1億1,000万円が集まりました。
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「他人の心や行動は変えられない。でも、自分は変えられる」

全国から集まったあたたかい想いは、1,300トンの衣類、車いす、医薬品、炊事セット、給水車、鉛筆などとともに難民キャンプに届けられました。
相馬が難民の方々に物資を手渡すと...
そこには笑顔がありました。


「誰が正しいか、ではなくて、何が正しいかを考えなさい」
「いつでも、どこでも、必要なことは何でもやる」
「他人の心や行動は変えられない。でも、自分は変えられる」

相馬の想いは、難民キャンプに物資を届けてから45年が経つ今も、AAR Japan[難民を助ける会]の活動に受け継がれています。

その活動は難民支援の枠を超え
日本から世界へ

1984年
アフリカで支援を開始
大飢饉が広がった東アフリカへミルクや毛布などを輸送。日本から多くのボランティアを現地に派遣。
1993年
障がい者支援センターを設立
カンボジアで障がい者支援センターを開設し、職業訓練を通して地雷被害者らの障がい者の自立を支援。
2001年
地雷ゼロキャンペーン
TBS他とともに「地雷ゼロキャンペーン委員会」を設立。坂本龍一さんの呼びかけで、著名アーティストが『ZERO LANDMINE』を共同制作。CDの収益や寄付は地雷除去活動にあてられ、3,182,229㎡の土地が安全に。
2011年
東日本大震災被災者支援
岩手県・宮城県・福島県に緊急チームを派遣し、炊き出しや緊急支援物資を配付。現在も復旧・復興支援を継続。
2022年
ウクライナ緊急支援
難民、国内避難民、来日避難民への緊急支援を実施。食料などの物資配付、障がい者への支援などを継続。
2024年 能登半島地震被災者支援
地震発生直後に石川県内で物資配付などの緊急支援を開始し、その後も被災者の皆さんに寄り添う活動を継続。
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あのときの支援があったから「今」がある

取り戻したのは、友だち、夢みる力

ムハンマド君(トルコ)※仮名
シリアで跳弾を受けて右目を失明、左目を負傷したムハンマド君。避難先のトルコでは、目について聞かれるのが辛くて学校に行かなくなりました。でも、AAR Japanから、専門スタッフによるカウンセリング、右目用の義眼と左目用の医療用眼鏡、通院を続けるための送迎と通訳の支援を受けて、学校に戻れるようになりました。トルコ人の友だちもでき、学校の先生か医者になりたい、と将来の夢を話してくれました。
(インタビュー当時)

「もう泣き虫じゃありません」

ショフゾダさん(タジキスタン)
足に障がいがあるショフゾダさん。かつては家に引きこもり「障がいがあるから何もできない」と泣いてばかりいたそうです。しかし、11年前にAAR Japanが障がい者を対象に開催する洋裁教室に通いはじめてからは、積極的に外に出かけてやりたいことを探すようになりました。その後、会計を学び、大学にも通いました。今では「誰もが自信を持ち社会に参加できるようにしたい」と、障がい分野の仕事でバリバリ働いています。
(インタビュー当時)

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サンプル 太郎
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AAR Japan[難民を助ける会]の特徴

AAR Japan(Association for Aid and Relief, Japan)は、
国連に公認・登録された「日本生まれの国際NGO」です。
 
1979年に発足以来、日本を含む65以上の国・地域で支援を展開してきました。
紛争・災害、障がいなどよって社会的に弱い立場に置かれた人々に支援を届けます。


政治・思想・宗教に偏らない
政治・思想・宗教に偏らずに活動することを基本理念としています。

特に弱い立場の方へ支援を
困難な状況下にある人々の中でも、子どもや女性、障がい者など特に弱い立場にある方々へ、長期的な視点をもって支援することを重視しています。
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受賞歴・資格

  • 1997年:AAR Japanがメンバーの「地雷禁止国際キャンペーン」がノーベル平和賞を受賞
  • 1998年:国連経済社会理事会(ECOSOC)の特殊協議資格を取得

  • 1999年:読売新聞国際協力賞を受賞 
  • 2008年:沖縄平和賞を受賞     
  • 表示したいテキスト
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「現実は厳しい。それでも、誰もが大切にされる社会を目指したい」

事務局長 古川千晶
AAR Japanに入職する前は、今とは違う業界で働いていました。大学を卒業し就職してから7年がたった頃、たまたまテレビでアフリカに暮らす男の子のドキュメンタリー番組を見ました。

10歳にも満たないその子は、実家から遠く離れた家に奉仕に行き、井戸のような暗い穴の中で、土をかきだして砂金をとるのが毎日の仕事でした。でも、奉仕先の家の子どもはそのような仕事はせずに、学校に通いはじめることを楽しみにして過ごしていました。
この世界で起きている不公平さを見て「自分は何をしているんだろう」とハッとしました。そして悩んだ末、人道支援の道を選びました。

「ただ平穏に暮らしたいだけ」「学校に通いたい」「いつになったら故郷に戻れるのだろう」... そんな切実な声を10年以上聞き続けてきました。世界の理不尽さに直面し、ときにやり切れない気持ちになります。

それでも、同じ時代に生きる一人ひとりの、小さな取り組みからすべては始まると信じています。AAR Japanの活動を通して、想いと支援を届ける仲間に加わっていただけたら、とても嬉しいです。
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あなたのご支援で変わる未来

AAR Japanのマンスリーサポーターは、ご自身で決めた金額を毎月定額でご寄付いただく支援方法です。
サポーターになると、さまざまな形で支援を実感いただけます。

  • 1年に4回、会報をお届けいたします。タイムリーなテーマを取り上げた特集や活動レポートで、ご支援の具体的な成果を実感していただけます。
  • 年次報告書をお送りします。支援を受けた方の声や各事業の成果、会計報告を掲載し、1年間の活動の成果を網羅的にご報告いたします。
  • 年に1回、グリーティングカード(季節のごあいさつ)をお送りします。現場で支援活動にあたる駐在員からのメッセージをお届けします。
  • 支援者の方のみを対象とした限定イベントにご参加いただけます。
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1年間の月々のご寄付で、
このような支援を届けられます

月々 1,500円で
モルドバに逃れたウクライナ難民の5世帯に、食料や衛生用品のパックを提供することができます。
月々 3,000円で
ミャンマーの障がいのある子どもが、1年間リハビリや教育などの支援を受けることができます。
月々 5,000円で
通学をあきらめていたコンゴ難民の子どもたち12人が、1年間学校で勉強することができます。
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マンスリーサポーターの声

難民の力になっていることが実感できます

自分にできる金額で支援を続けたいと思い、マンスリーサポーターになりました。ニュースレターや現地にいる職員からの報告で、私の寄付が支援を必要としている方々の役に立っていると実感できます。

自分自身の心の支えにもなっています

戦争や辛い話をニュースで聞くたびに落ち込みます。それでも、マンスリーサポーターになり定期寄付をすることで、自分も世界の誰かを支えているのだと感じられます。

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マンスリーサポーターになって支える

「平和に暮らしたい」と願いながら避難生活を強いられている人々がいます。
希望が失われることがないよう、あなたの力をかしてください。

最大で寄付金額の約5割が戻ってきます。

AAR Japanは、東京都により「認定NPO法人」に認定されています。ご寄付くださる皆さまには、所得税、法人税、相続税などの税制上の優遇措置を受けていただくことができます。

マンスリーサポーターについてよくあるご質問

Q
なぜ継続的な支援(マンスリーサポーター)が必要なのですか?
A
一度難民になると、その生活は20年以上も続くと言われています。そのため、長引く避難生活を支えるために中長期的なサポートが必要です。
Q
寄付はどのように使われますか?
A
難民支援をはじめ、その時に一番必要とされる地域・活動のために活用いたします。国や活動分野をご指定いただいた場合は、その活動のために活用いたします。また、ご寄付の一部は活動を運営する事務局の管理費にも使われます。詳細な会計報告は、年次報告書および財務報告書に掲載しています。
Q
寄付は寄付金控除の対象になりますか?
A
ご寄付は税制上の優遇措置を受けることができます。領収証は、確定申告にご利用いただけます。ご希望の方に領収証をお送りしています。
Q
マンスリーサポーターは停止できますか?
A
停止はいつでも可能です。支援を続けられなくなった場合は、ホームページから、またはお電話で事務局までご連絡ください。金額も途中でご変更いただけます。
Q
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「ただ安心して暮らしたい」
困難に直面している方々の未来が奪われないように、
あなたの力をかしてください

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特定非営利活動法人 難民を助ける会(AAR Japan)

〒141-0021 東京都品川区上大崎2-12-2 ミズホビル7階
フリーダイヤル:0120-786-746 10時~18時(日祝休み)